はじめまして。

大阪生まれ大阪出身のスノーボーダー勇上華子です。

現在22歳で、大阪でネイリストをしながらスノーボードを続けています。

私がしている競技はアルペンで、レースをしていて、PSAの大会(プロツアーレース)での優勝を目標に取り組んでいます。

16歳から19歳まではオリンピックを目指し、SAJのJAPANチームで海外へ行ったり、海外の大会に出たりしていました。

そんな私が今なぜネイリストをしているかというと、スノーボード以外に生きる術が欲しかったからです。

人生の半分以上の時間をかけていることなので、もちろん大好きです。

でも、ここにしか居場所がない、と思った時、すごく嫌だと思いました。

(当時、成績が思うように出ていなかったので逃げたかっただけかもしれません)

そこでスノーボード以外に居場所を作ろうと思い、専門学校に行き、資格を取って今年の春就職しました。

スノーボード以外に生きる術がある今、改めて思うことは、

スノーボードしかない人生は辛いけど、スノーボードのある人生はすごく幸せだということです。

その幸せな人生をこれからも生きていきたい、だからスノーボードをずっと続けられる居場所を作ることが今の目標です。

もちろん、レースでまだまだ上を目指して勝っていきたいです。

でもそれ以上に、ずっとスノーボードを続けていきたいし、この業界に必要とされる人間になりたいです。

なので、同じTeam Rescueの小嶋大翔さんと一緒にSA1というチームを昨年立ち上げました。

SA1は差異と読み、ひとりひとり違う個性を発揮していこうという意味が込められています。

このチームでは、本当に使いたい選手ファーストなレーシンググッズの発売や、ジュニアの育成を行っていく予定です。

私らしく型にはまらない自由なスノーボードを、SA1通して発信していこうと思っています。

そしてSA1を私のスノーボードの居場所にしていきたいです。

スノーボードは、運動嫌いの私がこんなにものめり込める、とても素敵なスポーツです。

なぜ好きか、これはスノーボードをした人にしかわからないと思います。

雪の上を滑る感覚も、表彰台に立つ瞬間も、山の上からの雪景色も、仲間と一緒に笑っている時も…全てが最高です。

そんな最高の瞬間を、レスキューワックスを含め応援してくださるスポンサー様とこれからの人生もずっと一緒に感じていきたいです。

そして、この瞬間を感じられる仲間が増えることを願っています。