ワクシングについて@ワックスの掛け方
今日はスキー場から離れて東京エリアの販売店さんを回っています。
今日はパラフィン系のホットワックスの基本について書いてみます。
パラフィンと言うのは簡単に言いますと、蝋燭(ロウソク)のロウのことだとお考え下さい。
そのロウに滑走成分を入れたものがパラフィン系ワックスです。
ワックスを選ぶ…これは皆さんやられていると思います。
ですが、板の方はワックス掛けの準備をしている方は少ないように感じます。
一部のお客様は「コタツで暖めてます」
とおっしゃってましたので、おっ!と思いました。
ワックスを入れると言うのは
お肌のお手入れと同じ感じです。
と言うのは、お肌のお手入れは暖めたり、スチーム等で毛穴を開かせ汚れを出し、リキッド、パウダーと使うと思います。
毛穴を開かせる…と言うのがほとんどのワックス作業で抜けている部分です。
それはどうするのか?というと
サーモバックと呼ばれる”温室”にスキーやスノーボードを入れ温める作業です。
これが毛穴を開かせる作業に当たります。
よく浸透という言葉が使われますが滑走面の材質がエクストルード等では浸透はありません。
また、シンタードやグファイトなど高級素材には特に有効な方法だと思います。
このように、暖めた後ワックス作業に入ります。
ワックス作業については硬度や気温等様々な組み合わせがあるので各メーカーの指示に従って作業すると良いと思います。
また、ポイントとしてワックスをかけた後のサーモバックもとても効果があります。
チューンナップショップさんでは冷ますのに8時間かけるところもあります。
その中でワックスを吸着させて行くそうです。
是非、ホットワックスをされる方は参考にしてみて下さい。
こうすることで高耐久なホットワックスをする事が可能です。
アンケートの中では家族全員のワックスをパパさんがやってきている方もいらっしゃいます。
ですがここまでやる方はまずいらっしゃいません。
数千人の方にお会いしホットワックスの耐久性を聞くと
半日から2日、早い人ですと滑走2本目にはよくわからない…
などのお話があります。
また、春のこの時期ではワックスが汚れを吸い込みひどいことになる方もいらっしゃいます。
心当たりがありませんか?
是非、正しいワックスの入れ方で楽しんで下さい。
最後に、私たちの
レスキューワックスのホットワックスは
今の話と全く違います。
ここではホットワックスMUSOUを紹介しておきます。
4980円
このホットワックスは先ほど紹介したパラフィンではありません。
滑走面と同じポリエチレンで出来ているワックスです。
このワックスの良い所は
1.抜群の滑走性
2.抜群の耐久性
3.作業時間の短さ
です。
今日は更に気になる要素も書いてみます。
基本マイナス要素は無いと考えておりますが
注意点としては
1.140度と高温のアイロンをかける為熱のかけすぎに気をつける
2.シンタードやグファイトなどの高品質滑走面へのパラフィンワックスの浸透を考える場合、MUSOUの上からでは浸透しにくくなる。
3.皮膜が硬いいため特に厚く施工した場合ムラになる事がある
これがポイントです。
ここでレスキューMUSOUの施工方法を動画で紹介いたします。
3分程で紹介しています。
参考にしてみて下さい。
ここで気がついた方もいると思いますが
サーモバックは使いません。
また時間も約10分程度の作業です。
これで私の場合MUSOUのみでの滑走テストで約20日間滑りました。
是非、皆さんもMUSOUがどこまで耐えるか?
どの程度滑るか?
やってみて下さい。
コメントもお待ちしております。
サスライのワックスマン直通LINEはこちらから
https://line.me/R/ti/p/%40gea9888p
この記事へのコメントはありません。