【ゲレンデでバリスタが作る本格コーヒーを】白馬五竜でおすすめのお店紹介『リフトアップコーヒー』
白馬村エイブル白馬五竜に新しいお店がオープンしました。
このお店は2019年12月に新たに入った店舗です。
今回はオーナーの「取乱役代表」の長谷川潤氏と話が出来ました。
実は最初のきっかけは、私どもアドバイザーでもありスキースクールでの指導や、実業家、大阪と白馬にトレーニング施設を持つ「トライアルインターナショナル」の乾氏の紹介でコーヒーをいただいたことに始まります。
今回はそんな白馬五竜に出来た「リフトアップコーヒー」を紹介します。
バリスタには自分の好みを伝えろ
実はこのリフトアップコーヒーは、オーストラリアメルボルンが発祥のコーヒーショップです。
皆さんは、バリスタってどういう仕事かご存知ですか?
日本ではコーヒーと言ったら、自分でお砂糖やミルクを足したりブラックのまま飲んだりすることが多いと思いますが
本場オーストラリアやイタリアではお客様が、その日その時の気分に応じてバリスタに自分の飲みたい”雰囲気”や”気分”を伝え注文するのが基本だそうです。
実際、出来たばかりのリフトアップコーヒーには同じ日に同じお客様が3回も4回も来るそうです。
そしてそこでの注文は、毎回違うものだったりするのです。
『バリスタ』にはこんな注文が入ります。
「今日はちょっと酸味があって、ほんのり甘く、シナモンを少し効かせて、疲れが取れる感じで」
え!?と思うかもしれませんが、リフトアップコーヒーにはそんな注文が多く入ります。
海外では、この『バリスタ』という職はワインで言うところのソムリエ。
お客様の注文に合わせてバリスタ独自のテクニックで応えるのが
『バリスタ』の役割であり、技術を発揮する場所 なのです。
気温気圧での変化に日々対応
リフトアップコーヒーの目の前にドンと置かれているコーヒーマシン。
なんとこのマシン、250万円もするそうです。
しかしとても繊細なコーヒーはこのマシンを持ってしても同じ味を毎回出すことはできません。
そこでバリスタが必要なのです。
オーナーの長谷川さんは日々味をチェック。
これは気温や湿度、気圧などの関係で日々変わってしまう味のスタンダードをチェックし調整するそうです。
あまりにも気圧が安定しないときは店を閉めてしまうこだわりも・・・
志賀高原にもあるこちらのお店は特に標高が高いことによる気圧差で大きな味の差が出ることが大変なことでもあり、やりがいとのことでした。
また、店舗にはメルボルンで経験を積んだバリスタのスタッフたちがコーヒーを作ります。 彼らによって『クオリティーコントロール』が行われており、
バリスタスタッフのほとんどが「メルボルン経験者」
本物を追求し活躍しています。
だからこそ、1日に同じお客様がなんどもくるのですね!
コーヒーショップは大人の社交場
先ほども話した、1日に何度もくるお客様は海外の方が9割とのこと。
ここには理由がありました。
海外のお客様は、コーヒーショップで友人や旅先で出会った人同士を繋ぐ「社交場」なのだそうです。
同じスキーやスノーボードを楽しみに来ているのですからお店で共通の話題で話してみるのもいいかもしれませんね。
洗練されたスタッフたち
お店のスタッフはコーヒーのスペシャリスト。
このリフトアップコーヒーの『バリスタ』はメルボルンで揉まれて来た経験者がほとんど。
一杯一杯を丁寧に、本気で入れるからこそ味でお客様を虜にしてしまいます。
お店に行かれた際には、いつもとちょっと違った
ブラックだけでない、自分好みのコーヒーを見つけてみるのもいいですね。
コーヒーの蓋を開けてみるとこんなアートが描かれていることもありますよ。
甘酒ミルクラテ
このお店では普通のお砂糖は極力使わないそうです。
こんなものもありますよ。と紹介されたものはなんと甘酒。
昔々、日本の人たちは疲れを取るために飲んでいたものが甘酒だそうです。
スキーやスノーボードで疲れた体にぴったりです。
しかもこの甘酒ミルクラテ。砂糖を一切使わず程よい甘さを引き出しています。
コーヒーがダメな方も是非飲んでみていただきたい逸品です。
コーヒーから文化の発信を
ここリフトアップコーヒーでは過去、長谷川さんたちにより様々なコラボレーションイベントを生み出して来たそうです。
例えば、華道家の假屋崎省吾さんとのコラボイベントや
日本酒とコーヒーのコラボレーションなど新しいことにチャレンジしているそうです。
ここ白馬でも白馬とのコラボレーションをしたいと語る長谷川さん。
注目の店舗です。
ぜひ、皆さんも社交場として行ってみたり、自分だけの飲み物を作ってみてはいかがですか?
一杯に込められた想いを感じるコーヒー
スタッフの方とも記事読んだよ!と声かけてみてくださいね。
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